2021年0月の記事一覧

ポージングってしなきゃいけない?プロフィール写真のポーズについて

どうもこんにちは。
スギタカメラの杉田(@coppe61318)です。

 

プロフィール写真を撮影する時に、ポージングどうしたら良いですか?と聞かれることがあります。
基本はカメラマンが指示をするものなので、お客様に考えてもらうことは滅多にありません。
ですが、いろんなカメラマンさんの写真を見ていて、ポージングについて色々と思いながら自分なりに分析することがあります。
今回は、そんなポージングについて。

 

ポージングが必要な撮影不要な撮影

そもそも論ですが、撮影=必ずポージングが必要というわけではありません。
スギタカメラにご依頼してくださるほとんどの撮影内容は、ポージングがほぼ必要ないか、ちょこっとだけしてもらうか、どちらかの撮影が多いです。
撮影内容によってポージングの要不要って決まってくるんですね。

 

やはり、どのような用途を目的とした写真なのか、どのような印象をつけたいのか、どのようなターゲット層なのか(ビジネスプロフの場合)などで変わってくるんです。


例えば、今流行のボディメイクを例に出します。
ボディメイクのトレーナーさんなどは、ポージングをしてもらった方が良いと思っています。
なぜなら、体の曲線美を魅せる職業であり、それを武器に集客ができるからです。

筋骨隆々な男性トレーナーも、こんなに美しく筋肉がつきまっせー!っというのを魅せてなんぼのものなので、その筋肉がより際立つようなポージングで撮影した方が良いと思っています。
ウェディングフォトなども、バッチリ決めたいカットはポージングを取ってもらうこともあります。

 

 

ところがです。
一般の方の撮影では私はそこまで必要ないと思っています。
婚活撮影や、職業によりますがビジネスプロフィール撮影ですね。
なぜって、単純に使いにくい写真になってしまうからです。

 

ポーズよりもシーン重視

ポージングというよりも、シーンを想像させるような写真なら良く撮ります。
例えばパソコンを触って仕事をしている風なビジネスシーンだったり、商談をしている風なシーンだったり、施術をしている風なシーンだったり、楽しそうにおしゃべりをしている風なシーンだったり。
こういうシーンを想像させるような撮影と、ポージングはまた別物です。
どちらかというと、スギタカメラで撮影する写真は、シーンの撮影が多いです。

カメラマンと言ったら、ガッツリストロボを組んで、スタジオで、普段しないようなポーズをさせて、バチバチに決めた写真を撮る。
というのがおそらく多くの方のイメージだと思います。

 

もちろんそういう撮影もありますが、やはり職業や用途によります。
こう言った撮影は、モデルさんや有名人の撮影、雑誌などの撮影のイメージが強いです。
もしくは、撮影と言ったらスタジオ撮影というのが今までの主流でしたので、そちらのイメージがまだ色こく残っているからとも思われます。

 

かっこいいんですよ。
ポーズ重視って。
でも使いにくい写真になりがちです。

こういうことになりかねない。

 

写真1枚の画力はすばらしんですけど、これどこで使える写真?となってしまいがちです。
あくまでも、極端な例ですけどね!

 

自然な表情が最高だと思っている

スギタカメラへの撮影依頼で、婚活はもちろんのこと、ビジネスプロフもこういう要望が多いです。
「相手に印象よく思われたい」
相手に好印象を残すのであれば、自然な笑顔が一番だと思っています。


ポーズでバッチバチに決めなくても、魅力って伝わるんですよ。
素が出せれば出せるほど、相手にも好かれます。

 

まとめ

スギタカメラではあまりポージング撮影をしない理由。
伝わっていただければ幸いです。
かといって全くしないわけでもないです。
写真にメリハリをつけるために、ちょっとポーズ入れときましょうかと撮ることもあります。

こういう撮影もね、好きですよ個人的には。
これは完全に遊びで撮ったカットです。

どちらにせよ色々撮影できる撮り放題プランというのがほぼ全カット納品のお得なプランなので(突然の営業!)撮り放題プランで色々と撮影してみて、お気に入りの写真を使っていただければ嬉しいです。

 

 

それでは、今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

20代男女の婚活撮影から感じた最近の婚活事情

どうもこんにちは。
スギタカメラの杉田(@coppe61318)です。

 

本日は、なんと広島のお隣山口県からお越しくださった婚活女子の撮影をさせていただきました!

 

婚活に本気な20代男女が増えている

お越しくださったのは、年齢も20代とお若く、ほんわかしてビジュアルもお世辞抜きに可愛い女性。
初めましてとお会いしたタイミングで、ちょっとびっくりしました。

 

え、何もしなくても普通にすぐ結婚しそう!

 

って思ったんですね。

 

外見で判断するのは良くないですが、でもやっぱりビジュアルって大事。
普通に可愛いし、コミュ力もあるし、お仕事もしっかりされているし、しかも若い。
え〜〜???なんで婚活????
と不思議すぎました(笑)

 

 

実は、結構こういうパターンに遭遇するんです。
男女ともに若いし、可愛い・美人・かっこいいし、性格も良さそうでお仕事もしっかりしてる。
出会いに恵まれれば、すぐに彼氏彼女ができそうですぐに結婚しそう。
という方。

 

 

そう。
ポイントはここです。
「出会いに恵まれれば」

 

コロナが職場と家の往復に拍車をかける

元々仕事柄出会いがない方や、たまたま既婚者ばかりの職場に配属された方がこういうパターンに発展する気がします。
女性であれば看護師さんや、現場仕事の方が多いです。
男性であれば総合職で転勤が多いお仕事の方ですかね。
合コンの機会もなかなか得ることが難しいし、仕事が忙しすぎてお休みの日は自分の用事を済ませるか寝て終わるという生活になりがちです。
もったいない気もしますけど、出かける機会や時間がないのであれば出会いが減ってしまうのは自然なのかもしれません。

 

加えてコロナの蔓延で、さらにどこかに出かけることが難しくなりましたよね。
家と会社を往復するだけの毎日になった方もいるのではないでしょうか。
通勤も車を使うようになったり、自転車を使うようになったりと、人をとにかく避けがちです。
テレワークになった方は、それこそ同居している人以外とは接触できないような生活に。

 

だからなのでしょうか。
出会いのない方が急増中だけど結婚熱は高まるという状態になっているような気がします。

 

直接の出会いの機会がないのであれば、自己アピールできる場所に飛び込めば良い。
合コンは複数人だから危険。婚活は安全。
という考えの方が多いですね。

 

ここ一年、本気度が高い方が多い

数年前から婚活の写真を撮影させていただいておりますが、昨年半ばあたりから、婚活に対する姿勢が少しずつ変わってきたような気がします。
お客様とはコミュニケーションを取りながら撮影を進めていくので、結構いろんなお話を撮影中にしてるんですね。
その中で感じたことは、「あれ、なんか少し前より婚活の本気度が高まってるな」ということ。

 

コロナをきっかけに「家族を持ちたい」と思う心理になる方も多いというのもありますが、自分がなかなか思うように動けないこのタイミングで、ちゃんと能動的に動いて活動をしている人たちが増えているということなので、総じて本気で結婚したいと思っている人が顕著に出てきたことがわかります。

 

以前は「なんとなく婚活でもしてみようかな」という雰囲気の方も一定数いたのですが、今は「人生かかってるんで!」という人が多いように思います。

 

だから、今結婚願望がある方は結構チャンスなのかもしれません。
なんとなくが減って本気が増えてるってことは、活動をしている方々の質が上がっているということです。

 

ここはバシッと写真で決めて、早めにマッチングの機会を作るのが得策かもしれません。

 

 

まとめ

今回のように、他県の方のご依頼もたまにいただくスギタカメラです。
婚活ってまだ「恥ずかしい」という気持ちの方が多いように思いますが、全然そんなことないと思っています。
結婚に向けて頑張っている姿って、私は応援したくなります。

 

特に、若い方が本気だとわかると、まだ焦らなくても良いのにという気持ちもありますが、応援の気持ちが勝っちゃいます。
がんばれ!良い方とご縁があるように素敵な表情を引き出すよ!!
という気持ちで撮影に臨んでいます。

 

20代男女のみなさん。
(もちろんそれ以外の年齢の方でも!)
本気で結婚したいのであれば、今はとってもおすすめ時期です。
年齢で恥ずかしがる必要もないですし、婚活自体を恥ずかしく思う必要も全然ないです。

良い方は早い者勝ちですので、早めに動くのがおすすめ!

 

 

 

それでは、今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

 

 

 

ご近所お散歩カメラのススメ

どうもこんにちは。
スギタカメラの杉田(@coppe61318)です。

 

今回はゆるっとした記事を。
普段の生活圏内や、日常使いしているものも写真に残してみよう!という内容です。
ただの日常記録的な。

 

ご近所散歩撮影は感性を養う練習になる

ご近所を散歩しながら、あれこれ撮るものを探すという「ご近所お散歩カメラ」っていう一人イベント(笑)をごくたまにやっています。
イベントといっても計画を立てて仰々しく行うのではなくて、用事のついでにとか、次の予定まで時間がポッカリ空いた時とかに、カメラを持ってその辺をプラプラするというだけの時間のことです。
これって何が良いかというと、実はカメラマンとしての目を養う練習になるんですね。

 

別にカメラマン志望じゃないもん。という方もまあ聞いてください。
普段撮る写真の向上につながりますし、物の見方が鋭くなります。

 

普段見ているものや光景を撮影するって、平々凡々な写真になりがちで難しいです。
ですが、例えば「いつも通る道のこの時間帯は影がとっても綺麗だな」とか、「いつも見ている道端の草は、近くで見るとこんなに可愛いんだな」とか、「雨って嫌だったけど、路面が光を反射して綺麗だな」とか、そういう感覚が備わってきます。

 

日頃見ている物の「良いところ」をどんどん見つけられるようになってくるんです。
これって、生きるのが楽しくなります(笑)

 

 

前回のご近所お散歩カメラでは、普段乗っている自転車を撮影しました。
間違ってかなり白飛びしていますが、まあこれはこれで。

この角度がいいね〜。このパーツ好きだな〜。と思いながら撮影しました。
自転車好きなもので。

 

余談ですが、Twitterにアップしたら、この自転車メーカーの公式さんが「いいね」をしてくれてちょっと嬉しかったというおまけ付きです。

 

 

自分だけの歴史の教科書を作れる

時代の流れが早いのもそうですが、最近は想定外の事態がよく起こる世の中になりました。
自然災害や病原菌などで、日常だったはずの風景があっという間に見られなくなってしまったという経験、今まさに全国民が感じているように思います。

 

逆に、非日常が日常になったケースもありますね。
通行人がみんなマスクをしている。パーテーションで区切った席がデフォルトになっている。などなど。

 

今現在の「日常」を残しておくと、後から見返した時に面白いです。

 

○○年前にはここはこんな店があったんだ〜
え、なんでみんなマスクして生活してるの?
とか。
現代の子供における、テレビってこんなに分厚かったんだ!とか、公衆電話の電話ボックスの中に貼ってある大量のシールって何?見たいな感覚に似てるかも。

 

記憶っていうのは薄れる物だし変わる物。継承するのも難しい物です。
日常の何気ない風景を写真に納めておくと、見るだけで記憶が蘇るし伝わります。

 

スマホでOK!こんな写真を撮ってました

わざわざカメラを持って出るのもな〜という方も、スマホでOKだと思っています。
サッとパッと撮ってみる。
苦痛にならないのが一番。

 

お散歩写真はこんな気取らない写真で良いんだよというのをお見せしてみます。

 

作例

夜。なんとなく街の明かりが綺麗で気になって撮った1枚。
通行人が良い感じにブレてなんか好き。

 

広島駅南口。太陽×木を撮りたかったんだと思うけど、今では左下の「ASSE」がすでに懐かしい要員。
歴史になりました。

 

こちらも広島駅南口。「影を撮る」をテーマに一人練習していたのを覚えています。
この辺も工事が入ってるので、もしかしたら工事後には景色が変わっているかもですね。

 

昔住んでいた家の超絶ご近所小学校。
お花見しよー!と幼なじみを集めてお花見をしたけど、待ち合わせ時間に誰もこず待ちぼうけだった記憶が蘇ってきました。
今まで忘れていたのに、写真をみると思い出します。

 

だんだん最近の写真に。
なんでこんなエグい色の組み合わせを頼んだかなーと自分の美的センスを疑ったオーダー。
味はとっても美味しかった。
お散歩写真教室をやった時ですね。またやろう。

 

西日本豪雨で被災するまで住んでいた実家の近く。
雪が積もったなーと思って撮影したのだけど、豪雨の被害ですっかり様変わりしました。
もうこの光景は見られない。

 

 

まとめ

上手に撮ろう!と意気込まなくても良いんです。
日常の何か気になった風景。
なんでかわからないけど可愛いと思ったもの。
などをパっと撮ってみる。

いろんなものが自分のセンサーに引っかかるようになってきたら、面白いです。

 

そして、ご近所の写真を残しておくと、「もう今は見られない光景」をいつでもみることができるんです。
これは、自分が豪雨で被災して思ったこと。
近所やよく通る道の写真を残しておくことって、結構重要なことなのかもと気づいたきっかけになりました。

 

よく知っている場所の風景というのは、自分のルーツとなる光景です。
少しでも残しておくと、後々宝になるかもしれません。

 

 

お散歩カメライベントは、また計画する予定です。
計画が立ったらブログでご報告させていただきます。
一緒にパシャパシャ写真を撮りながら、日常写真を残していく楽しみを共有しましょう!

 

 

それでは、今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

 

 

コロナをきっかけに写真撮影!?家族写真を残そうとする方続出

どうもこんにちは。
スギタカメラの杉田(@coppe61318)です。

 

今回は少しだけ重いお話になるかもしれません。
タイトルの通り、最近コロナをきっかけに家族写真を残そうとする方が続出しているということについてお話をしていこうと思います。
当たり前にある日常が、突然当たり前でなくなる。
いつの時代も同じではあるのですが、今は特にそのような危機感が色濃い時代となりました。

 

記念写真は思い立った時に

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言。
感染を広げないため=命を守るために外出を控えなさいという期間が設けられましたね。
マスクの着用や手指の消毒が半強制的に行われる世界。
一体こんな世の中になると誰が想像しただろう。というような世界になってしまいましたね。

 

ご高齢である方ほど「もし自分が・伴侶が感染してしまったらどうしよう」という危機感が強いようです。

 

もうどうなるかわからない時代だし。
と、家族写真をご依頼してくださった方がいらっしゃいました。

 

コロナ騒動になる前から家族写真は検討してくださっていたそうなのですが、依頼のタイミングやきっかけがのびのびになってしまっていたんです。
コロナきっかけで、もう思った時に撮っておかなきゃ!と考えてくださったそう。

 

 

家族写真って、なかなか撮りませんよね。
何か大きな節目や記念がないと、撮る意味を見出せないというか。

 

でも、不透明な時代だからこそ。
家族写真撮りたいな。夫婦の写真残したいな。子供と写真撮っておこうかな。
とよぎった時に撮っておいてほしいと思うんです。

 

いざ撮れない状況になった時に、撮っておいてよかったと思えるか。撮っておけばよかったと思うか。
全然違います。
なんならスマホ写真でも良いので、思い出はたくさん残しておいてほしいと思っています。

 

もっと気軽にプロを頼ってもらうのもあり

スマホ写真でも良いとは思いますが、もっと気軽にプロを呼び出してもらうのもアリかと思っています。

 

一般的に写真を撮るといえば、

 

  • お宮参り
  • 七五三
  • 誕生日
  • 入園入学
  • 成人式
  • 結婚式

 

などなどと、やはり一つの区切りが多いですよね。
当然そういう区切りを残すのは大事だし、イベント毎にプロに頼んでいたら大変だよと思っちゃうのもわかります。
区切りの写真はパパママが張り切って撮るのが良いんだよ!というご家族もいますよね。

 

でも、写真が苦手なパパママもいるし、区切りだけでなくもっともっと日常の写真も可愛く残せたらなあと思っているパパママも多くいいます。

 

そういう時は思い切ってプロに「こういう撮影ってできますか?」と聞いてみてください。
ご予算と合わせて教えていただけると、臨機応変に対応するカメラマンもいると思います。

 

おじいちゃんと孫が会う時とか

 

幼稚園での一コマとか(外部の人が入れる時じゃないとダメですけど)

 

我が子と触れ合っている何気ない時とか

 

こういう写真も良いものです。
第三者目線の「ほっこり」した時間を残せるって、貴重ですよね。

 

 

写真=特別
から
写真=日常を残すツール
として捉えていただくのはありかなと思うんです。

 

着飾る必要もなく、家を綺麗に片付ける必要も別にない。特別な場所に出向くこともない。

 

ただ「日常」をキリトル。

 

こういう風にプロの写真を利用していただくって、良いですよ。

 

風化しない思い出を残せるのが写真

というのもですね。
私も写真に関して割と後悔があるわけで。

 

大事な人と会えなくなってしまった時。
大事なペットが亡くなった時。
自宅が被災した時。

 

もっと写真を残しておけばよかった…と思った過去があるんです。

 

何かの記念に撮ろう。今度撮ろう。
そう思ってばかりで、日常の写真にあまり目を向けなかった時期もあったんですね。

 

思い出は日常の積み重ねです。
だから、思い出を風化させないためにも、何気ない日常や、普段一緒にいる家族やパートナーとの写真は積極的に残してほしいと思います。

 

 

子供の頃、写真が下手で、昔飼っていた猫の写真をどうしても可愛く撮れなかった。
だから亡くなった時にとても後悔したんです。
もっと写真が上手だったら、せめて写真でずっと見ていられたのにと。

 

大事な大事な猫ちゃんだったので、姿は覚えています。
だけど、写真があるのとないのとではぜんぜん違うなって思ったんです。

 

 

大好きなおじいちゃんおばあちゃんが病気になった時。
カメラマンとしてすでに独立をしていました。
なんでもっと元気な時に、たくさん撮ってあげられなかったんだろうと後悔しました。
会う機会はたくさんあったのに。

 

 

 

 

特別な日に特別な装いでバッチリ決めた写真を。
これも良い思い出になりますし、そういう写真も大好きなのですが、やっぱり思い出に残るのは「日常」の姿。
だから、日常が日常でなくなってしまう前に、写真をちゃんと残しておいてほしいと思うんですね。

 

なんでもない日に家族写真。なんでもない日に子供との写真。
特別じゃない時に撮影するって気恥ずかしい方も多いと思います。

でも、将来的にきっと良い思い出になります。
撮っておいてよかったなあと思うことはあっても、撮らなきゃよかったとはならないと思います。

 

まとめ

少し重い話になってすみません。
ブログで書くようなお話ではなかったかもしれないのですけど、コロナきっかけで日常が崩れかけている今だからこそ、伝えておきたいお話だと思いました。

 

なかなか「日常写真を撮りますよ」というカメラマンはいないかもしれませんけど、もし見つけたらぜひ相談をしてみられることをお勧めします。
スギタカメラは広島市内でしたら出張OKなので(ただし公共交通機関で動けるところに限ります)、思い立ったらご相談くださいね。
車が運転できないというウィークポイントがありますので、そこだけご勘弁を…💦

 

 

それでは、今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

プロフィール写真「やせてから」撮ろうと思っている方へ

どうもこんにちは。
スギタカメラの杉田(@coppe61318)です。

 

何かの折に知り合って、プロフィール写真を撮ってほしいとお声かけしてくださるリアルな繋がりのある方から、こういうお声をかけられます。

 

「やせてから撮ってほしい!」

 

女性が多いんですけど、たまに男性もいらっしゃいます。

 

もちろんお気持ちはわかりますけど、やせてから撮るメリットよりも今撮るメリットの方が実は大きかったりするというお話をしていきます。

 

現状のあなたを知ってもらえる

ビジネス用のプロフィール写真や、婚活用のプロフィール写真を撮影される際には特に、「今」の自分を知ってもらった方がメリットがあります。
ビジネス用プロフは、お客様から依頼を受けるための大事なツールになり得ますし、セミナーやイベントの際に写真が使われることもあります。
その時に、「あれ?なんか写真と違うぞ」と思われるよりも、現状の自分をちゃんと撮影して、初めましての方へのイメージのズレがない方が信頼が増します。

 

 

婚活もそうですよね。
活動をしている今現在の姿をお相手は知りたいわけです。
なので、やせてから〜というのは遅いんですよね。

 

 

例外として、完全趣味アカウントのSNSなどは別です。
趣味のことを呟き続けているだけのツイッターアカウントなどは、なんなら自分の写真を設定しなくても全く問題ないからです。

 

 

やせるやせないに限らず、撮り直そうと思っているということは、今設定しているプロフィール写真が古かったりイメージがズレていったりしてることが多いです。
だから撮り直そうと思っている。
にもかかわらず、やせるのを待っていたら時間のロスになっちゃうわけですね。

 

現状の自分を知ってもらった方が、相手との信頼関係が増すんです。

 

以前どこかにも書いたかもしれませんが、私は「太ったな」と思った時に写真を撮り直しました。
髪をバッサリ切ったタイミングでも撮り直しました。
女性は特に髪型が変わると印象がガラリと変わるので、ロングからショートへなど大きくイメチェンした時は、体型に関わらず撮り直した方が良いです。

 

↓起業当初の自分。若かりし懐かしきころ。

 

↓髪切りました

 

↓太りましたw ああすっかり劣ka...

 

最近はまた体型も変わってきましたし、歯の矯正をしていて口元の形もだいぶ変わってきたので、撮り直す時期にきていると感じています。

 

 

誰のためのプロフィール写真なのか

次に、撮影する写真は誰のためのプロフィール写真なのか?でも考え方が変わってきます。

 

ビジネス用や婚活用は、誰のためかというと相手のためです。
お客様のため、マッチング予備軍のお相手のため。
だから、現状の自分を出した方が良いんです。

 

でも、自分のためのプロフィール写真を撮られる方もまれにいらっしゃいます。

 

記念のために。
自分にご褒美。
などがそれに相当します。

 

自分のためのプロフィール写真であれば、好きなタイミングでベストな自分を残せば良いと思っているので、やせてから撮影というのも全然良いでしょう。
つまり用途によるということですね。

 

お客様に選んでもらえるための写真/集客に繋がる写真/会社のHPに設定する写真/第三者に見てもらうための写真

 

こういう、自分のためではなく相手ありきの写真であれば、悠長にやせるのを待たずに「今」を撮った方が良いです。
間に合わせでも良いと思います。
とりあえず最新の写真を1枚用意しておくだけで違います。

 

 

古い写真ってなんとなくわかるんですよ。
これ、何年前の写真かな。と思われるより、ちゃんと新しめの写真を用意しておいた方が心象がよくなります。

 

 

どうしてもやせてから撮りたい方へ

それでも「いやいや。今太りすぎてるから絶対痩せてから撮りたい」と思われる方もいるでしょう。
再度言いますが、お気持ちはとてもよくわかります…。

 

自分の体型に自信がない時に撮影をするって、すごく勇気がいるんですよね。
できればもう少し綺麗に・カッコよくなってから写真を撮ってほしいというのは、誰もが思うことだと感じています。

 

となれば、単純な話。やせましょう!

 

 

「やせてから撮影をお願いする」という方の9割はやせてくれません(涙)
万年ダイエッターマインドなのかもしれません。
でも、1割の方は本当にやせてから連絡を取ってくださるんです。

 

何もきつい運動やきつい食事制限をしているわけではなく、ゆるゆる楽しみながらダイエットをされて、結果きちんとやせてくるんですよ。

 

今はお金をかけなくてもダイエット情報はゴロゴロ転がっていますし、自宅でエクササイズとかも普通にできますよね。
少し余裕がある方は、ジムに行ってちゃんと指導を受ければ、割と短期間でスルッとやせることも(人によりますが)可能です。

 

 

どうしてもやせてからじゃないと写真を撮りたくない!という方は、自分のためにも写真を見る相手のためにも、いち早くやせる努力からしていきましょう。
私もダイエッターなので、一緒に頑張りましょう!!(←謎の呼びかけ)
私は筋トレにすっかりハマっているので、自宅にこんなの常備しています。
アマゾンで安いです。
一体なんの記事なのかわからなくなってきたので、一旦まとめます。

 

まとめ

プロフィール写真は、誰のためのプロフィール写真かによって撮影タイミングが変わりますよというお話でした。
写真の向こうにお客様やお相手がいるパターンの用途だとしたら、自分の体型が整う整わないは関係なくて、「今」がベストタイミング。
写真にも鮮度がありますから、その辺の判断を誤らないようにしていきたいものですね。

 

 

それでは、今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

広島で婚活写真をお考えの方へ。服装アドバイスー女性ボトムス編ー

どうもこんにちは。
スギタカメラの杉田(@coppe61318)です。

 

もうすっかり気候が春めいてきました。
気温が高くなってくると、撮影のご依頼も増えてきます。
春はロケ撮影にぴったりの季節!
ビジネスプロフィールも建築写真も家族写真も婚活写真も、春からのご依頼は増えやすいです。
ご予約も取りにくくなる時期になりますので、お考えの方はお早めのお問い合わせを!

 

さて。今回は女性の方で婚活写真撮影を検討されている方に、服装アドバイスなんぞをしてみようと思います。
服装が一番お悩みのタネだそうなので、服に困ってるよという方はぜひお読みくださいね。

 

女性の婚活撮影。ボトムスはパンツじゃダメ?

ずばり「スカートしかダメなの?パンツはダメなの?」という質問が多く寄せられます。
普段スカートを履き慣れない女性もいらっしゃるので、この質問、とてもわかります。
なぜなら、杉田が普段スカートをあまり履かないから!!(爆)

 

普段スカートを履かない女性が撮影のためにスカートを買っても、次は一体いつ着るのやら…という余計な心配までついてくるんですよね。
実際そういうお客様の声が多いです。
共感しかない。

 

では、絶対スカートじゃないとダメなのか?という疑問に関しての回答をいたします。

 

杉田の回答はこうです。
パンツでもOK。
ただし、色・素材・形を選びましょう。

 

婚活撮影向きの女性のパンツスタイルとは

パンツでもOKだよーと言ったものの、人によっては普段自分が履かないようなパンツスタイルになるかもしれません。
これはスカートを選択する際にも言える事なのですが、大事な事なのでお伝えしますね。

 

自分の好みの服装<異性に好まれる服装

 

婚活撮影においては、どうしてもここの基準は外れません。
なので、パリッとしたパンツスタイルが好きな女性でも、婚活撮影の際には少しフワッと感を出してみてください。

 

 

今までいろんなパンツスタイルのお客様を撮影してきました。
その中で、これは婚活向きだなと思ったパンツスタイルは

 

太めのロングパンツ/シフォン素材/パステルピンク

 

このパンツでした。

 

 

ポイントは、素材と色かなと。
細身でも良いと思うんです。
可愛いカラーパンツもたくさん出てますしね。

 

 

太めのロングパンツは、姿勢によってはスカートに見えることからご選択されたそうです。
そのお客様も普段スカートを履かず、唯一妥協できるとしたらこれかなと思って購入を決められたそうです。

 

 

また、色も重要です。
なるべくダークカラーを選ばないこと。
できれば男性がビジネスシーンで着用するスーツの色とは逆の、明るい色が良いです。
スーツっぽい色だと、どうしても仕事感が出ちゃうから。
無意識に「結婚」とかけ離れたイメージを抱いてしまうのだそうです。

(プロの仲人さんに聞きました)

 

 

 

できることなら素材にもこだわって。
ふんわりしたシフォン素材や、テロっとしたとろみ素材が女性っぽく見えるそうです。
ご想像できるかと思いますが、ジーンズやチノパン、ガッツリパンツスーツはおすすめしません。

 

 

ロングパンツなら、脚にコンプレックスのある女性でも挑戦しやすいかもしれませんね!

 

 

このパンツスタイルは、かわいかったです。
座るとスカートにしか見えない魔法のアイテム(笑)

 

婚活撮影向きのスカートは?

次はスカートスタイルをご選択される方に向けて。

 

 

普段スカートを履き慣れている方や、撮影のためにスカートを買ってもいいや!って割り切れる方は、スカートスタイルが無難ではあります。

そこで、婚活向きなスカートスタイルを少しだけご紹介します。

 

 

スカートならなんでも良いというわけではなくて、ポイントは

 

  • 長さ
  • シルエット
  • 素材

 

こんなところでしょうか。

 

 

割と重要視されるのが、長さの部分です。
おすすめの長さは、膝丈かそれより少し長いくらいがベスト。
足は見えた方が良いらしいのですが、短すぎるのは好まれないそう。
なので、膝丈〜ちょっと長いくらいのものがベストですね。

 

でも、あくまでもこれは目安。
ご自身の体型に合って、スタイルよく見える・印象よく見えるものなら、多少基準から外れていても良いと思います。

 

 

シルエットは、悩みどころです。
これも実際に試着してみて、ご自身に合うものが良いです。
ふんわりされたスカートでも、タイトスカートでも素敵でした。

 

 

パンツでダークカラーはおすすめしないとお伝えしたんですけど、スカートの場合はダークカラーでもトータルバランスが取れていたら良いと個人的には思います。
重く見えるものや、ビジネスっぽいものでなければOKかなと思うんですね。
トップスとの相性もありますので、上をふんわり仕上げて下で引き締めるというコーディネートも可愛いです。

 

 

 

この方は下半身がダークカラーですが、適度な肌見せとシルエットで女性らしさを演出されています。
こういうのも可愛いですよね。

 

 

 

 

この方はカジュアルと綺麗目のバランスがとてもうまいです。
レーシーな細身のスカートにスニーカーを外しで合わせるところは上級者。


髪型と服の素材で女性らしさを演出しています。
少しスポーティーな印象を靴で演出。
これをパンプスにしたら、王道の婚活スタイルで可愛いと思います。

 

 

こんな感じで、トータルバランスで考えるので黒いスカートでもビジネスビジネスしなければ良いと思います。

 

 

あ、柄はできるだけ無い方が良いです。
なるべく無地に近いものを選ばれるのが良いですよ。
これは、トップスにも言えることなので、ここだけは覚えておいて欲しいかもです。

 

 

迷ったらワンピース

服に迷いすぎてどうしたら…と途方に暮れる方は、もう迷ったらワンピース一択で良いと思います。

できれば少し腰を絞れるようなものがおすすめではありますが、これも体型によりますのでご自身のスタイルに合ったものを優先で選ばれると良いですね。

 

ワンピースは布面積が広いので、黒やネイビーやグレーなどは選ばず、明るい色が良いです。
薄い素材であれば長袖でもOKです。
季節感が出やすい、冬素材のワンピースだけは避けていただければと思います。

 

 

まとめ

さて、婚活撮影女性のボトムス編アドバイスをお届けしてきましたが、ご参考になりましたでしょうか?
服は本当に迷いますよね。
もしも結婚相談所にご登録されている方なら、担当者さんのいうことを聞くのが一番です。
ですが、アプリ婚活や独自で動いている方にはアドバイザーがいないので、何かのご参考になりましたら幸いです。

 

結局はトータルバランスになってしまうのですが、良くご質問をいただく内容でしたのでまとめてみました。
機会がありましたら男性編や女性トップス編などもやっていこうと思います。

 

 

 

 

それでは、今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

SNSプロフィールにもトレンドがある!おしゃれ写真に変えてみよう

どうもこんにちは。
スギタカメラの杉田(@coppe61318)です。

 

最近話題のclubhouse(クラブハウス)という新サービスは、音声のSNSとして爆発的にユーザーを増やしています。
これをきっかけに新旧のSNS論争が勃発したり、自分はこのSNSが良いなどの見直しが始まったりと、「SNS」というサービス自体に改めて注目度が高まっているように思います。

 

そこで今日は「SNSに設定する写真」についてお話をします。
SNSのアイコン写真がおしゃれだったり印象が良いと、プロフィールに飛んでもらいやすくなります。
ということは、フォローされやすくなりますね。
今からSNS頑張ってみよっかな!と思っている方は、ぜひ最後までお読みください。

 

今トレンドのSNS用プロフィール写真

 

これは2021年2月現在のお話しです。
年数が経ってからこの記事を見られる方は、少しトレンドが変わっている可能性もあるのでご注意を。

 

SNSのプロフィール写真にも、トレンドってあるんです。
どんな写真がSNSアイコンとしておしゃれと認識されるのか、ホットなのか。
自分のアイコンを見直して、古臭く感じられないよう、印象を良く持たれるように、知識として入れておいていただければと思います。

 

 

さて。
早速ですが現在のトレンドSNS用プロフィール写真がどんなものかを発表します。

 

 

意外ですが
シンプルな写真
がトレンドだそうですよ。

 

表情や顔の向き、ポージングや服装など色々とポイントはあるのですが、大雑把にいうと
simple is best
の波がきているそうです。

 

 

背景はできるだけ削ぎ落としてすっきりと。
なんなら単色でいい。
だけどちょっと人とは違う雰囲気も出せればいいな。


あらあら。わがままちゃん。
一見無難に見せかけながら、その中で個性を出せよという、カメラマン泣かせなトレンドがきています(笑)
燃えますねこれは。

 

写真ではなく、画線だけのイラストをプロフにする方もいるそうです。
それも可愛いかも。

 

シンプル写真のメリット

 

シンプルな写真は、良く考えてみればメリットがたくさんあります。
以下にまとめてみました。

 

  • 人物が引き立つ
  • 服装や顔向きによっては、どの媒体にも使える写真になる
  • 加工がしやすい(モノクロ・セピア・エフェクト・文字入れなど)
  • 目が悪くても見やすい

 

スギタカメラは基本的にロケ撮影なので、単色背景撮影はそこまで行っていません。
ご要望があればやりますよ、くらいで取り組んでいました。
既存のやり方はロケで背景をぼかして人物を浮き立たせるか、風景と人物をマッチングさせて良い雰囲気を作る写真が多いです。
ですが、これを機に単色背景写真もちょっと取り入れてみようと思っています。

 

 

過去撮影した背景単色のシンプル写真はこんな感じ。

 

 

 

 

 

背景色がどうしても白に偏りがちなので、今後はもう少しバリエーションを増やそうと思います。

 

SNSの写真は統一しなければならないのか

 

シンプルな単色背景写真でも、上のサンプルの様に比較的顔中心の王道プロフィールにするか、もしくは体もしっかり入れた写真にするかで、印象がだいぶ変わります。
ご自分の運営するSNSにしっかり世界観があるのであれば、その世界観をお伝えください。
なるべくイメージに合った写真を撮影させていただけます。

 

 

良くいただく質問に
SNSによってプロフィール写真は変えるべき?それとも統一するべき?
というものがあります。

 

 

これに関しては、「どちらでも良い」と思っています。
というのも、はやり世界観やターゲットによって人それぞれ変わってくると思うからです。

 

例えば、私はFacebookとTwitterはアイコンのプロフィール写真を統一していますが、Instagramは変えています。
FacebookとTwitterはどちらかというとビジネス色の強い発信をしていて、Instagramは趣味色が強いからです。
なので、統一する「べき」とも「しなくても良い」とも言えないんですね。

 

統一すると覚えてもらいやすくなるというメリットがあるので、傾向として統一している人の方が多い様な気はしています。

 

背景が写った写真は古臭い?

 

ここまで、背景をシンプルにした(できれば単色の)写真がトレンドだよとお伝えしてきました。
では、背景が少しごちゃっとしたり、しっかり写っている写真は古臭いのか?
というと、そうでも無いです。

 

無理やり白黒はっきりつける必要もないかと。

 

背景が写っていても、人物がちゃんと浮き立っていたり、世界観が表現されていたりする写真はおしゃれに見えますし素敵です。
「古臭く見える写真」はどちらかというと色味だったりポージングだったり服装だったり、メイクだったりの問題も大きい気がします。

 

 

 

私は背景単色も背景しっかりめもどっちも好きです。
その人の魅力が伝わって、世界観が表せれば、どちらでも良いと思っています。
ただ、トレンドとしてシンプルな写真が今熱いそうですよ!という情報を知っていただければと思いまして、今回の記事をまとめました。

 

没個性や古っぽさが気にならないよう、写真は定期的に見直すのが一番ですね。

 

まとめ

 

スギタカメラでは、基本的には背景あり(ロケーション撮影なので)を撮影させていただいております。
ですが、背景シンプルな単色撮影が希望だよという方は、そちらもお申し付けいただけますと、両方撮影させていただくこともできます。
ぜひご相談くださいね!
(場合によっては他のスタジオさんをご紹介することもあります💦)

 

 

それでは、今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

プロフィール写真の加工問題について

どうもこんにちは。
スギタカメラの杉田(@coppe61318)です。

 

今回は、プロフィール写真の加工についてのお話です。
自分で加工できるアプリも発達しているので、この辺は気になる方が多いようです。
果たして加工はOKなのかNGなのか?
どんな加工なら受け入れられるのか?
など、持論をお話ししていきます。

 

やりすぎ加工が増えている現実

先日こんなお話を聞きました。
マッチングアプリで婚活をしている女性のお話。
「過去幾度と男性とお会いしてきたけど、この前初めてプロフィール写真通りの人がきたんですよ〜」
と、嬉しそうに報告してくださったんです。

 

加工=女性という先入観があったため、驚いてしまいました。
今や男性も加工で盛り盛りな人も多いよと。衝撃的な事実を知ってしまったんですね。

 

どんな用途のプロフィールであってもプロフィール写真は第一印象を決めるツールです。
会うか会わないか、連絡を取るか取らないか、依頼をするかしないか、などの判断基準の一つになります。
婚活撮影のご依頼をよく受けるスギタカメラでは「プロフィール写真がイマイチだと、いわゆる書類選考で落ちちゃう状態になってしまう可能性が高いので(マッチングすらできないという意味)、写真は大事ですよー」とお伝えしております。

 

ですが、そこで曲者なのが加工技術の発達です。

 

実際会ってみたら全然顔が違う事件が大勃発。
マッチングアプリで非常に多いみたいですね。

 

アプリで簡単に加工できちゃう土台が整っているので、仕方がないのかもしれません。
SNOWなんて、典型的。
私も試しにとSNOWで初めて写真を撮ってみてびっくりしたことがあります。

 

試しに今撮ってみました。変わりすぎて笑えてきます。

 

左側(上側):スマホのカメラで普通に自撮り
右側(下側):SNOWというアプリで自撮り

 

写真が反転しているのと、少し遠目に写っているのはSNOWの仕様です。
カメラ位置は変えていません。

 

撮影の仕事直後なので髪も肌も化粧もボロボロなのに、SNOWを使うとこんなに綺麗!
ところで私の毛虫のような眉毛が気になります。

 

まあ、男女ともにこんな感じで簡単に顔を変えることができるよってことを伝えたかったのです。
理想と現実の厳しさよ(遠い目)。

 

「無加工が善」というわけでもない

かといって、スギタカメラは全く写真に手を加えないわけではありません。
加工をするかしないかで言えば、します。

 

加工という言い方がよろしくないですね。
正確には、補正もしくは現像作業と表現します。

 

顔形を変えてしまうのではなくて、

 

  • 肌色をよくする
  • 化粧崩れをなくす
  • 吹き出物を消す
  • 風で顔にかかった髪の毛を消す
  • 全体的な色味や明るさを整える
  • 服のホコリを取る
  • 人によっては、顔の左右差をなくす(筋肉の癖で左右差が出る人がいる)

 

など、印象よく見えるよう「整える」作業を行っております。

 

例えば、こういう補正。

無加工を「撮って出し」というのですが、撮って出しで良い写真はもちろん撮って出しで納品します。
ですが、ロケーション撮影なので、どうしても風に髪が乱されてしまうこともありますし、暑いと汗が吹き出ることもあります。
気をつけていても静電気で服にホコリがつくこともありますし、女性は歯に口紅がついちゃってる!なんてこともあります。
そういうところを、ちょっと整えますよっていう加工ですね。
そうすると、普段の自分と変わらないのに印象よく見えるし、その人のベストが残せるんです。

 

上の例で、「瞳の輝きを増す」のは、ぱっと見では気づかないささやかな補正です。
少しだけ目をはっきり見せることによって、生き生きとした表情になるよという例です。
これも、しなくてもいいものに関してはしていません。

全ては程度の問題

スギタカメラに限らず、スタジオや多くのカメラマンさんは、多少なりとも写真データに手を加えていると思います。
昔勤めていた写真スタジオでも、必ず補正作業を行ったものをお客様に納品していました。

 

言ってしまえば、女性にとってのメイクのようなものです。
男性で言えばなんでしょう。髭?
服装や髪型、アクセサリーや時計も同じ。
アクセントや雰囲気作りです。


全ては程度の問題で、加工が悪だとは思いません。
印象を良くするために「整える」くらいなら全く問題にならないです。

逆にそれくらいの加工ならすんなに受け入れられるでしょう。
盛り盛り詐欺加工は期待値を無理やり上げてしまっているので、実際に会ったときの印象が逆に下がってしまいます。
なので、私的にはNGかなと。

 

ご自分でアプリ等を使って加工される際には、いじり過ぎ注意を意識。
少し明るさを足すとか、トリミングするとか、それくらいに留めておくのがベストでしょう。

 

お断りする加工依頼

まれにお客様からの加工のご依頼で、どうしてもお断りせざるを得ない内容があります。
以下のような加工をお望みの方は、申し訳ございませんがスギタカメラではお引き受けできないことが多いです。

 

  • 体型を大変化させる加工(ライザップのbefore afterイメージ。トラブルの元になりますので…)
  • 髪色を変えてほしい(不自然になる可能性があるので染めてきてください)
  • 歯並びを綺麗にしてほしい(年数かかりますが矯正がベスト)
  • シワを完全に無くしてほしい(能面のようになりますよ)

 

過去、実際お断りしたご依頼が上記4点です。
できなくはないのですが、トラブルのも元になるものはお断りさせていただいております。
何かのネタに使うなどならまだ良いのですけどね。

 

まとめ

プロフィール写真の加工問題ですが、結論は程度の問題で、受け入れられるかどうかの線引きが決まりますということでしょうか。
全く受け入れない方もいるかと思いますので、その辺は価値観によると思います。

 

 

けど、カメラマン的立場から言えば、例えばレンズの選び方一つでも人の写り方って変わるんです。
なので、印象を整えるくらいの加工は全然良いんじゃないかと。
別人のようになってしまう加工は、その方とお会いするお相手さんに影響が出るので、やはり程度の問題ですね。

 

 

もやっとした結論ですが、加工問題についてはこういった考えを持っております。
なるべくなら撮って出しですでに素敵な写真として納品できるよう、心がけていますし腕も磨いていきます。

 

 

 

それでは、今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

飲食店のメニュー写真で目指せ売り上げアップ!

どうもこんにちは。
スギタカメラの杉田(@coppe61318)です。

 

コロナの影響で変わってしまった世の中を見た時、もっと写真に力を入れたら良いのに!と個人的に思っているのが飲食店のメニューです。

とーーーっても美味しいのに写真がもったいないお店や(すみません。)、アピールするのはお店の看板じゃなくてメニューじゃろ!って思ってしまうお店だったり(ほんとすみません。)が目につくんです。

 

当然ながら、店主の価値観ややり方がありますので、飲食店のことを何もわかっていない飲食店素人の私がいうのも筋違いではあるのですが。
よく外食を利用している身としては、「もっと写真があったら良いのにな」ってお客様目線で思っちゃうんですよね。

 

今回は、飲食店さんこそ写真に力を入れてみたら良いんじゃないかなと思った一カメラマンの徒然日記です。

 

メニューの写真がもっと見たい

 

お客としての感想なのですが、メニューの写真が少ないお店が非常に多いと思っています。
個人的に外食をよく利用する方だとは思うのですが、別に料理に詳しいわけではないので、わかりやすいメニューじゃない限りはどんなものが提供されるのか想像できず、注文できないものもあります。

 

唐揚げ定食とか、ハンバーグランチとか、そういうのはすぐに想像できるので注文しやすいんです。

 

だけど、イタリアンとかフレンチとか韓国料理とかのちょっとお洒落でマニアックな料理は、料理名だけ書かれているとわからないんです。

メニューに説明が書いてあればまだ想像できますが、気になるけど何かわからん…っていうのがよくあります。

 

ファミレスとかは大体メニューに写真が載っているので、注文しやすいんですよね。
味の問題ではなくて、安心感の問題になってくるのかもしれません。

お店のメニュー表にはもう載せられないよっていう店舗さんもたくさんだと思うので、そういう時こそSNSをうまく使って、メニューの写真をアップしてほしいなーなんて一顧客の立場で思ったりしています。

 

先日見たあるピザ屋さんのインスタでは、淡々とお店で提供しているピザの写真を1枚ずつアップしているだけでした。
ピザの具材の説明も簡単に記載がありました。

特に凝った写真ではなく、普通にスマホで撮影しただろう写真だったのですが、「これ食べに行きたい」という気持ちが湧いてくるんですよね。

SNSなどで提供メニューの写真をアップするって、特にそのお店を知らなかった潜在顧客にもアピールすることになると思っています。

だから、小難しく考えずに、提供メニューの写真をアップするってとても大事。あと、価格もついでに記載しておいてくれると嬉しいです。

 

腕に自信がある店長・料理長こそ写真に頼ってほしい

 

職人あるあるなんですけど、「良い商品を提供すればお客は勝手に増える」という考えをお持ちの方が多いです。
私も職人気質なところがあるのでわからなくもないですが、本当は良い商品なのに、アピールがもったいなくて魅力が伝わりきってない商品が実際結構あります。
でも、そういう腕のある料理人さんや真面目な店長さんは、正直写真にかける時間なんてないんですよね。
だからこそ外注をうまく活用してほしいと思います。

 

 

 

あるお店の事例。
すーーーーっごく美味しくて、これは行列にならなきゃおかしいと個人的に思ったメニューの既存の写真がこちら。
別にディスってるわけでも馬鹿にしているわけでもないんですけど、写真に詳しくなくて普通に撮れば、こんな感じになります。

 

 

 

 

それを、こう撮りました。
バンズが黒いっていうのがまず衝撃だったのと、「美味しそう!!!」っていう興奮を全て写真に乗っけました(笑)
興奮しすぎて、ピントが甘いです。失態。

 

 

お客様に「何これ美味しそう!」「お野菜の色綺麗!!」「食べてみたい!!!」と思わせることができれば良いんですね。
興味づけをしっかりできれば勝ちです。

 

コロナでテイクアウトに急遽切り替えた飲食店さんが増えた時に、高級店が写真に力を入れてなくて、もったいないなーって思ったのが記憶に強く残っています。

これが…五千円!!???という衝撃。
高単価なメニューほど、写真でうまく見せることができれば注文は増えると思っています。
もちろん低単価メニューであってもこだわれるならこだわった方が良いです。


ご時世的にスピード勝負なところがあったので、気を回す余裕がなかったのかもしれないですけど、特に知らないお店や知らないメニューに関しては、写真があればお客さんとしても安心して注文できると思っています。

せめて看板メニューか、特に売りたいメニューだけでも、写真に力を入れてみてほしい。

自分でできなければ、写真が得意なスタッフさんやお友達に頼むなり、プロに外注したら良いと思います。

 

 

こんな料理写真を撮りました

 

今までこんな写真を撮ってきました。
私は食べることが好きなので、撮る時には「うっわ!!美味しそう!!!」と大興奮しながら、その「美味しそう感」をいかに写真に載せるかを意識して撮影をしています。

 

こんな写真で良ければ、スギタカメラが協力させていただきます。
サンプルとしてみていただけますと幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

どの媒体にどういう風に利用するかで、撮り方は変わってきます。
一例ということで、お料理写真の破壊力を知っていただければと思いました。

 

写真はテキストの10倍以上の情報量があると言われています。
(さらに動画は5000倍あるそうです。すごい。)
うまく写真を使って、売り上げアップや商品のアピールに使っていただけると嬉しいです。

 

 

 

それでは、今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

スタジオからロケへの乗り換え撮影が増えている事実

どうもこんにちは。
スギタカメラの杉田(@coppe61318)です。

 

プロフィール写真をご依頼される方には2パターンのお客様がいらっしゃいます。

 

①初めて撮影に挑戦するお客様

②スタジオ撮影からの乗り換え

 

上記2パターンが多いです。

 

まれに、他の個人のカメラマンさん(私のようにロケ撮影メインの)からの乗り換えもありますが、それは結構稀なので、割愛しますね。

 

特に最近では、
②のスタジオ撮影からの乗り換えパターンが非常に増えております。


今回は、「スタジオで撮影したけど微妙だった。」と思っている方とスタジオ撮影とロケ撮影で迷っている方に向けた記事です。
該当の方はぜひ最後までお付き合いくださいね。

 

 

スタジオ向きの撮影とメリット

 

杉田は元々スタジオカメラマン出身です。
なので、スタジオの良さも悪さも分かります。
お客様からのお問い合わせ段階でスタジオ向きな撮影依頼だと判断したらスタジオさんが良いですよと素直に言います。

 

でも、お客様は判断が難しいので、迷われますよね。

 

スタジオ向きの撮影はこんな撮影です。

 

○モデルやカチッとする場に提出する宣材写真
○ライティングをバチバチに決めて欲しい撮影
○特別感・節目感を特に出したい集合写真
○撮影小物をガッツリ使った撮影
○ヘアセットメイク(時には衣装まで)をバッチリしたい撮影
○赤ちゃんや小さいお子様の記念撮影(ロケと半々くらいかも)

 

 

なんと言いますか。
とにかくきっちりかっちりバッチリした撮影はスタジオ撮影が向いています。
赤ちゃんや小さいお子様の写真は、スタジオだと室内で危なくないという安全性からですね。
他のスタッフの目があって安心だし、天候に左右されず怪我の心配も極めて低いです。

 

 

七五三や成人式などの撮影は、
衣装やヘアセットメイクが全てついて
かなりお安くキャンペーンを打っているスタジオが多いです。
なので、そういう撮影はスタジオの方が向いているかなーと思っています。

 

 

↓こんな撮影がご希望ならスタジオがオススメ。
 スタジオカメラマン時代に撮影したものです。

 

まとめますと、スタジオ撮影のメリットは

真面目な雰囲気を出しやすい
堅い場所に提出する用の撮影に向いている
年配からの受けが良い
イベント撮影はキャンペーンが打たれるので安い
子供は特にレンタル衣装が可愛い


といったところでしょうか。

少しずつ風潮が変わっているとは思いますが、まぁこんな感じです。

 

 

ロケ撮影に乗り換えをされるお客様の声

 

スタジオさんは、概ね社員教育がしっかりしており
カチッとした写真をしっかり撮ってくれます。
なので、スタジオ撮影をご選択されるのは間違いじゃないというか大正解だと思うんです。

 

なのに、なぜスタジオ撮影からの乗り換えが発生するんでしょうか。

 

乗り換えを決めてくださったお客様の何名様かが、参考にとスタジオで撮影した写真を見せてくれたことがあります。

 

 

正直

「あーー…これは撮り直したいですね。」
っていう写真です。

 

失礼を承知で物申すのですが、

▶︎魅力的な表情を引き出せていない
▶︎全体的に古ぼけた印象
になっていることが多いです。

 

 

乗り換えられるお客様が口を揃えていうのが
なんか…微妙じゃないですか?
という一言。

 

 

「微妙」っていう言葉の中にいろんな意味が混ざっていて
結構重い意味をもった「微妙」だと思っています。

要するに、思った以上によくない写真が仕上がってしまったと。

 

 

 

スタジオのデメリットとしては、写真に古臭さが乗ってしまうことがあるという点が挙げられます。
もちろんスタジオによりますので、全然そんなことないスタジオさんもたくさんあります。

 

 

表情に関しては、色々理由があります。
よく当てはまるのが以下の3点。

▶︎カメラマンとの相性が悪かった
▶︎当日のモデルさん(撮られる側)のコンディションが悪かった
▶︎緊張しすぎ

 

 

特に、緊張しやすいお客様はスタジオ撮影は向いていません。

 

 

↓左が杉田です。150cmのちっこいカメラマン。
 ちっちゃいから、緊張しなかったっていうお声をいただいたことも(笑)

ロケ撮影向きの方の特徴とメリット

 

ロケ撮影向きの方は、意外かもしれませんが
緊張しやすい方/撮られ慣れていない方
なんです。

 

 

慣れてる方はどこで撮っても正直変わりません(笑)

 

 

外の撮影は人目が気になって恥ずかしいよ。と言われる方も多いのですが、スタジオ撮影の緊張感と比べるとびっくりするほど緊張が解けやすいです。

 

 

スタジオ撮影は、人目がない分めっちゃ緊張します。

 

 

いろんな機材にたくさん囲まれて、ほぼ密室でスタッフに見られて、ポージングの指示を機械的にされて(機械的なところが多い)ストロボビカーーーっとなって。

 

一人でテレビ局に乗り込んでるみたいな感覚です。

 

 

緊張しやすい方は、過呼吸になる方も昔いました。
怖がりな子供は、機材が怖くて泣きじゃくるなんてことも。

 

 

それくらい特殊な空間なので、緊張しやすい方は緊張が解けないまま撮影が終わってしまうことも。
だから、「なんか微妙」な写真に仕上がりやすいんです。

 

 

 

ロケ撮影は、スタジオのようなかっちり感が
出せないことがデメリットではありますが、
その代わり
自然体でリラックスした、垢抜けた写真に仕上がりやすいです。

 

人柄重視の今の時代には結構合っている撮影だと思っています。

 

 

まとめ

 

スタジオ写真で不満だったお客様には、どのような点が不満だったかをお伝えいただければ、基本的にはその不満点を改善した写真を提供させていただくように尽力しています。

 

お見せ頂ける方には見せていただいた方が、イメージが膨らむので助かります。

 

 

写真は一度撮影するとしばらく使うものなので病院のセカンドオピニオンのように
「スタジオが微妙だったから次はロケに。」
っていう軽い感覚でも良いと思っています。

 

表情の引き出しに関しては私が得意としているところなので、その辺はお任せいただけますと幸いです!

 

 

それでは、今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

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