メニュー表やSNS投稿に役立つ!お肉撮影のポイント

こんにちは。

広島でカメラマンをやっているスギタカメラ(@coppe61318)です。

 

今回は、みんな大好き「お肉」の撮影についてお話していきます。

焼肉屋さんをはじめとする飲食店の皆様や、お肉の撮影ポイントを知りたい方はぜひチェックです!

おいしそうに見せるポイントは断面の見せ方にあり

お肉をおいしそうに撮るって難しいと思いませんか?

「生肉はほぼ赤だし、焼いたらただの茶色の塊になるし、どうやったらおいしそうに撮れるん…?」

という声を何度聞いたことか。

 

撮影の際に私が気にしているのは、お肉の断面をいかに立体的に見せるか、ということです。

なるべく立体的に見えるようにお肉を置き、立体感が出るようなライティングを意識します。

 

薄めの肉は特に、のっぺり見えないように気を付けます。

お肉が立体的に見えるアングルを探して、お皿の向きや自分の位置を色々変えて良い角度を探す作業が大事です。

うっすらとでも良いので影が見えるような角度やライティングが良いですね。

そうすることでのっぺり感が消されます。

自然光が入る場所で撮影をされる際は、窓の位置に気を付けます。

立体的に見えるような光の当たり方を探して、お肉を窓のどちら側に設置するかを考えて撮影をすると良いでしょう。

 

断面をうまく使うと、「ただの茶色い塊になる」と言われて嫌われがちな焼いた肉もおいしそうに撮ることができます。

あ、これは赤味が残ってますが(笑)イメージとして見てください。

ステーキも、1枚肉ドーン!と撮るのもボリューム感があって良いですが、おいしそうに見せようとすると一部で良いので断面を見せてあげた方が良い場合が多いです。

ぜひやってみてください。

調理済みの肉は湯気や油のテカリをうまく活用

火を通した肉を、ただの茶色の塊にしないために大事な事。

それは温度感を伝えることです。

 

可能であれば撮影の際に一緒に湯気を写したり、焼いたときに出てくるお肉の油を捉えられると良いです。

背景が黒や暗めの色だと、湯気が写りやすいです。

がっつりアップで湯気や油の飛び散りまで写せると、飯テロするなと怒られるレベルの写真が撮れます。

湯気が撮れないor出ない料理の場合は、油のテカリ具合を引き出した写真にすると良いです。

お肉の前側(カメラ側)からの光ではなく、やや後ろ側から光を当てることでツヤツヤテカテカとした表現が可能です。

いわゆるしずる感というやつですね。

自然光で撮影する際は、光が差す方向を意識して自分が動くかお肉の位置を調整します。

 

冷えたお肉料理だと油分も乾いた感じになるので、ツヤっとさせることで料理の出来立てを想像してもらいやすく、「おいしそう」と思ってもらいやすいです。

 

ちなみに湯気はうまく撮れなくても合成することができます。

チェーン店などの写真付きメニュー表にある湯気ほかほかメニューは、湯気合成されていることが多いです。

飲食店のメニューはとても参考になるので、お客として来店したときに良く見ているのですが、ぱっと見では合成と分からないレベルに作ることができます。

もし撮影を依頼される飲食店オーナー様で、暖かい食べ物に湯気が欲しいのに写真にはうまく写っていないということがあれば、湯気合成を依頼してみるのも良い手だと思います。

ぼかし過ぎは魅力半減になることも

プロっぽい写真=ぼかした写真

と思いがちですよね。

 

確かにきれいなボケ感のある写真はプロっく、上手い写真と認識されがちです。

ですが、お肉写真(料理写真全般にも言えます)に至ってはぼかし過ぎはNG。

ボケ感を出し過ぎると、料理全体の魅力が伝わりにくくなってしまいます。

 

実はこの写真は、ぼかし過ぎだと思っています。もう少しお肉の輪郭を拾うべきでした。

たまたま湯気がしっかり写っていることと、フライパンに乗っているのが1種類のお肉であることから、大きくぼけていても写真で伝えたい料理が何であるかが分かるので「良い写真」のように見えていますが、しっかり認識できるお肉の部分が少なすぎますよね。

ちょっと反省でした。

お肉写真は、できるだけ全体がしっかり認識できる写真が望ましいです。

全てにバッチリピントが合っている必要はありません。

基本的には前の方にピントを合わせて、後ろは少しだけぼけてるかな?くらいがちょうど良いです。

一眼レフで撮影をすると、どうしても全てにきれいにピントを合わせることが難しくなるので、ちょいボケくらいは仕様なので仕方ないと割り切ります。

全てにピントを合わせたい場合はむしろスマホ撮影の方が向いていますね。

 

お肉写真は、ボケ感が大きくふわふわとした甘い写真ではなくて、ボケ感が少なくきりっとした写真が好まれると覚えておいてもらえればOKです。

背景黒は高級感アップ、背景白は親しみ感アップ

今までサンプルとして差し込んできたお肉写真を見て、気づいたことがあるかもしれません。

盛り付けたお皿や背景が、全て黒っぽいダークな色になってますね。

 

白背景や白い食器が合わないわけではないですが、高級感を出したい場合や、お肉のボリューム感を見せたい場合は、黒っぽいお皿に盛り付ける・黒っぽい背景を選ぶことが多いです。

少し軽やかなこちらのメニューでも、プレートを黒にすることで引き締まって高見えします。

白いお皿がチープというわけではないですが、どちらかというと庶民的なイメージになりやすいのも事実です。

 

ファミレスや街の定食屋など、親しみやすさを出したい場合は少し明るめの背景や白いお皿チョイス。

高級感をメインに出したい場合はダークな背景や黒いお皿をチョイス。

高すぎず安過ぎず…な絶妙なラインを意識する場合は上記写真のように、明るめ背景✕暗め食器にアレンジ。

何となくこのような基準を持って撮影をしていただくとイメージに近い写真が撮れますよ。

まとめ

今回は、お肉の撮影について色々と語ってみました。

いかがでしたでしょうか。

お肉撮影の依頼が結構多いことと、最近は焼肉屋さんで開業されるお店をよく見かけるので、参考になればと思いまとめてみました。

店舗の方だけでなく、プライベートSNS投稿にもぜひご活用下さい。

 

それでは、今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

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