プロフィール写真の加工問題について

どうもこんにちは。
スギタカメラの杉田(@sugitacamera)です。

 

今回は、プロフィール写真の加工についてのお話です。
自分で加工できるアプリも発達しているので、この辺は気になる方が多いようです。
果たして加工はOKなのかNGなのか?
どんな加工なら受け入れられるのか?
など、持論をお話ししていきます。

 

やりすぎ加工が増えている現実

先日こんなお話を聞きました。
マッチングアプリで婚活をしている女性のお話。
「過去幾度と男性とお会いしてきたけど、この前初めてプロフィール写真通りの人がきたんですよ〜」
と、嬉しそうに報告してくださったんです。

 

加工=女性という先入観があったため、驚いてしまいました。
今や男性も加工で盛り盛りな人も多いよと。衝撃的な事実を知ってしまったんですね。

 

どんな用途のプロフィールであってもプロフィール写真は第一印象を決めるツールです。
会うか会わないか、連絡を取るか取らないか、依頼をするかしないか、などの判断基準の一つになります。
婚活撮影のご依頼をよく受けるスギタカメラでは「プロフィール写真がイマイチだと、いわゆる書類選考で落ちちゃう状態になってしまう可能性が高いので(マッチングすらできないという意味)、写真は大事ですよー」とお伝えしております。

 

ですが、そこで曲者なのが加工技術の発達です。

 

実際会ってみたら全然顔が違う事件が大勃発。
マッチングアプリで非常に多いみたいですね。

 

アプリで簡単に加工できちゃう土台が整っているので、仕方がないのかもしれません。
SNOWなんて、典型的。
私も試しにとSNOWで初めて写真を撮ってみてびっくりしたことがあります。

 

試しに今撮ってみました。変わりすぎて笑えてきます。

 

左側(上側):スマホのカメラで普通に自撮り
右側(下側):SNOWというアプリで自撮り

 

写真が反転しているのと、少し遠目に写っているのはSNOWの仕様です。
カメラ位置は変えていません。

 

撮影の仕事直後なので髪も肌も化粧もボロボロなのに、SNOWを使うとこんなに綺麗!
ところで私の毛虫のような眉毛が気になります。

 

まあ、男女ともにこんな感じで簡単に顔を変えることができるよってことを伝えたかったのです。
理想と現実の厳しさよ(遠い目)。

 

「無加工が善」というわけでもない

かといって、スギタカメラは全く写真に手を加えないわけではありません。
加工をするかしないかで言えば、します。

 

加工という言い方がよろしくないですね。
正確には、補正もしくは現像作業と表現します。

 

顔形を変えてしまうのではなくて、

 

  • 肌色をよくする
  • 化粧崩れをなくす
  • 吹き出物を消す
  • 風で顔にかかった髪の毛を消す
  • 全体的な色味や明るさを整える
  • 服のホコリを取る
  • 人によっては、顔の左右差をなくす(筋肉の癖で左右差が出る人がいる)

 

など、印象よく見えるよう「整える」作業を行っております。

 

例えば、こういう補正。

無加工を「撮って出し」というのですが、撮って出しで良い写真はもちろん撮って出しで納品します。
ですが、ロケーション撮影なので、どうしても風に髪が乱されてしまうこともありますし、暑いと汗が吹き出ることもあります。
気をつけていても静電気で服にホコリがつくこともありますし、女性は歯に口紅がついちゃってる!なんてこともあります。
そういうところを、ちょっと整えますよっていう加工ですね。
そうすると、普段の自分と変わらないのに印象よく見えるし、その人のベストが残せるんです。

 

上の例で、「瞳の輝きを増す」のは、ぱっと見では気づかないささやかな補正です。
少しだけ目をはっきり見せることによって、生き生きとした表情になるよという例です。
これも、しなくてもいいものに関してはしていません。

全ては程度の問題

スギタカメラに限らず、スタジオや多くのカメラマンさんは、多少なりとも写真データに手を加えていると思います。
昔勤めていた写真スタジオでも、必ず補正作業を行ったものをお客様に納品していました。

 

言ってしまえば、女性にとってのメイクのようなものです。
男性で言えばなんでしょう。髭?
服装や髪型、アクセサリーや時計も同じ。
アクセントや雰囲気作りです。


全ては程度の問題で、加工が悪だとは思いません。
印象を良くするために「整える」くらいなら全く問題にならないです。

逆にそれくらいの加工ならすんなに受け入れられるでしょう。
盛り盛り詐欺加工は期待値を無理やり上げてしまっているので、実際に会ったときの印象が逆に下がってしまいます。
なので、私的にはNGかなと。

 

ご自分でアプリ等を使って加工される際には、いじり過ぎ注意を意識。
少し明るさを足すとか、トリミングするとか、それくらいに留めておくのがベストでしょう。

 

お断りする加工依頼

まれにお客様からの加工のご依頼で、どうしてもお断りせざるを得ない内容があります。
以下のような加工をお望みの方は、申し訳ございませんがスギタカメラではお引き受けできないことが多いです。

 

  • 体型を大変化させる加工(ライザップのbefore afterイメージ。トラブルの元になりますので…)
  • 髪色を変えてほしい(不自然になる可能性があるので染めてきてください)
  • 歯並びを綺麗にしてほしい(年数かかりますが矯正がベスト)
  • シワを完全に無くしてほしい(能面のようになりますよ)

 

過去、実際お断りしたご依頼が上記4点です。
できなくはないのですが、トラブルのも元になるものはお断りさせていただいております。
何かのネタに使うなどならまだ良いのですけどね。

 

まとめ

プロフィール写真の加工問題ですが、結論は程度の問題で、受け入れられるかどうかの線引きが決まりますということでしょうか。
全く受け入れない方もいるかと思いますので、その辺は価値観によると思います。

 

 

けど、カメラマン的立場から言えば、例えばレンズの選び方一つでも人の写り方って変わるんです。
なので、印象を整えるくらいの加工は全然良いんじゃないかと。
別人のようになってしまう加工は、その方とお会いするお相手さんに影響が出るので、やはり程度の問題ですね。

 

 

もやっとした結論ですが、加工問題についてはこういった考えを持っております。
なるべくなら撮って出しですでに素敵な写真として納品できるよう、心がけていますし腕も磨いていきます。

 

 

 

それでは、今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

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